湯島アートのあゆみ
神田で砂子職人として修業し、明治のなかごろ湯島で開業した先々代は、横山大観氏など、近くの上野の美術学校の先生方との交流もあり、また、和紙専門店様からのご依頼で宮内省に納める和紙への砂子細工などもてがけていました。
先代ならび現・代表は、ともに日本伝統工芸士としての認定を受け、襖紙意匠加飾工芸の技術伝承を担っています。
現在、湯島アートは襖紙おろし問屋各社さまからのご依頼による原紙柄付け加工、意匠開発を主たる事業としております。
また、江戸で育まれてきた金銀砂子細工などの和紙加飾技法を土台として、新たな技術の開発とその製品化に取り組んでいます。
湯島アート代表 一色 清
ご挨拶
弊社は、襖紙の意匠をデザイン・加飾する職人の工房です。明治から三代目、伝統工芸士一色清のもと美術大学卒業の社員とともに新たな加飾紙を開発しています。「木版」「金銀箔砂子」「雲母刷毛引き」などの手仕事から始まり、シルクスクリーン印刷なども手掛けています。原点の手仕事を大切にと考え、伝統の図柄・材料・技法・美意識を尊重しつつ新しいデザイン・商品の開発にチャレンジしています。
経歴
【経歴】
昭和28年生まれ
昭和50年 早稲田大学卒業
昭和57年 有限会社湯島アート入社 (三代目)
平成13年 伝統工芸士認定・東京内装材料協同組合副理事長
平成17年 有限会社湯島アート代表取締役就任
文京区伝統工芸会入会
平成29年 文京区技能名匠者認定 [一色清 加飾紙]